「天体の回転について」 小林泰三

天体の回転について (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

天体の回転について (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

   そんなことを言ってると、科学者になっちまうぞ!!

 

奇想SF短編集

内容

「天体の回転について」
  少年が萌えキャラと軌道エレベータに乗る話
「灰色の車輪」
  ロボット三原則とかギャグじゃね?
「時空争奪」
  時空はどこからはじまってどこにいくのか?
他、全八編のSF短編集

感想

ずっとニヤニヤしながら読んでました。
海を見る人 (ハヤカワ文庫 JA)とはまたちがった趣になっています。
叙情が消えて滑稽になった感じでしょうか。かわいそう(笑)みたいな。
 

妄想

「天体の回転について」の少年は今の時代に生まれれば、科学を愛し、
初音ミクに恋していたろう……多分。
 
ベスト短編は「あの日」
大笑いしてしまった。
作家志望の学生と先生とのやりとりなんだが、実に腹が痛い。

   「わたしはミステリ作家にむいていないんでしょうか?」

あれでミステリて。しかもこの作者が密室・殺人 (角川ホラー文庫)書いてると思うと二重に笑える