「裏窓」 ウィリアム・アイリッシュ

 

   ふたりはキスをかわした。赤い血のしたたる、死の接吻。

 

内容

全9編の短編集

「裏窓」
 映画にもなっているらしい、窓から犯罪を推理する表題作
「じっとみている目」
 全身不随の老婆が犯罪を告発する
「死体をかつぐ若者」
 父親のために殺人を隠蔽する話
「ただならぬ部屋」
 大技の密室もの


 

感想

サスペンス中心の古き良き名作短編集でした
全体的にレベルが高く、オチも良く、安心して読めました
シンプルなストーリーもかなり読ませるのは、さすが「幻の女」の作者です
創元の2007復刊フェアで入手したのですが、
他にもまだ手に入る作品は多いようなので、今後も読んでいくと思います