「歯と爪」 バリンジャー 


歯と爪 (創元推理文庫 163-2)

歯と爪 (創元推理文庫 163-2)

   
古き良きサスペンス

内容

 奇術師の復讐物語
 

感想

 今の時代、これで驚けというのは少々つらいものがあります。
 しかし、それを差し引いても、最初に提示された解決に向かって
 徐々に滑り落ちていく物語はとても面白く、読ませるものになっています。
 衝撃の結末を期待しなければ、十分楽しめる名作。

 

妄想

あの裁判、成歩堂が弁護士なら、きっと真相を解明してくれたに違いない。
バリンジャーという名前は実にかっこいい。
サリンジャーデリンジャーハーマイオニー・グレンジャーあたりの外人と組んで戦隊物がやれる。