「キマイラの新しい城」殊能将之 


キマイラの新しい城 (講談社文庫)

キマイラの新しい城 (講談社文庫)

「そういう悪しきリアリズムが本格ミステリをだめにしたんだっ!」

 

古城亡霊密室バカミス活劇

 

内容

750年前の密室の謎を解けと亡霊に依頼される名探偵
事件のあった古城の調査中にまた別の密室殺人が発生し……

 

感想

コミカルな島田荘司という感じでしょうか。笑いありアクションありで話の展開は非常に
面白く飽きさせないものですが、肝心のミステリ部分はなんとも。
一つ目の密室は「はぁ……」であり、もうひとつは「そりゃないよ」でした。
実に変なミステリ。