- 作者: 林譲治
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2005/09/22
- メディア: 文庫
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だから人間の将来について、楽観も悲観もしていない。太陽が燃え尽きるまで、人類は太陽系で繁栄する。案外人類の運命とはそんなものでないかと思わなくもない。
内容
100年後の太陽系のハードSF連作短編集
感想
落ち着いた重厚な世界観が良いです。
太陽系に進出した、あまり階級に上下のない科学者中心の社会とか。
そしてやっぱり対立しちゃう地球人とか。
最初に謎があってのミステリ仕立ての物が多いです
手がかりも揃っていて・・・本格・・・まあ解ける訳もないのですが、割と納得できたりする不思議。
ちゃんと驚かせてくれる場所もあります。
ただ、続きものとは知りませんでした。
まあ本書が傑作だった以上追いかけますけどね。